■156本完売! 24本追加いたしました。
■スクリューキャップです。
コルクはついておりません。
※ '14年よりラベル・デザインが新しくなりました。
←上段が只今お届け中の新ヴァージョン、下段が旧デザインです。
◎大分母からの高品質セカンド。
長らくシャルドネをご案内しておりますサイフリードのセカンド、『オールド・コーチ・ロード』 にリースリングが加わりました。
こちらもやはり極めて優秀なコスパ。
1,500円前後のリースリングをニューワールドで探した場合、心地よいドライ・スタイルの秀作に出会う確立は相当低いです。
その数少ない対象の一つが今作。
▽ リースリング (Riesling) 世界でおよそ5万ヘクタールが栽培されるリースリングは、マイナー品種というよりもどちらかと言えばシャルドネ、ソーヴィニヨンと合わせた「三大白葡萄」として、つまりメジャー品種と申し上げたほうが良いかもしれません。
晩熟で耐寒性の優れているため、より冷涼なエリアを栽培適地とします。
甘口の代表産地が原産国でもあるドイツで、国内栽培高は1位と最も重要な地位を占める品種となっています。
辛口なリースリングの代表産地はアルザス。
世界ではドライなリースリングに人気が集まっています。
独特な香りをもちますが、三大白品種の中では最もテロワールにより差の激しい品種と言われ、造られる場所の違いにより様々な顔を持ちます。
◎ヴィンテージが2017年になりました。
【2017.12.17更新】 『サイフリード』 はニュージーランドに広大な葡萄畑を所有しており、それがどれほどのものかといえば、サイフリード一社がニュージー全体で保有する畑の面積が、ニュージー最南端のセントラル・オタゴ全生産者のそれとほぼ同じ…というものすごい規模なのです。
分母が大きいということは、選り好みが可能ということ。
一番美味しい「上澄み」だけを使い、あとは売ってしまう。
そんなことが可能なのです。
セカンドの 『オールド・コーチ・ロード』 でさえも上質なのは、そんな理由があるのです。
例えば灯油香、たとえばオイリーさ、例えば主張ある酸、例えば熟した白や黄色の果実味…そういったリースリングの特徴のとんがりを何れも少しずつ抑え、品種ならではの構成を保ちつつ、非常に優しく軽快で飲みやすい仕上がり(これは毎年のキャラ)になった、爽やかで上品な親しみ易いリースリングです。
酸味も豊かでありながら優しく軽快。
ミネラルは少なめ。
レモンライムや青りんご、若いメロンなど、熟しすぎないフレッシュ・フルーティな果実味とチャーミングさがあり、フィニッシュにやや甘みこそ残るものの、綺麗なドライさを抱え、柑橘の心地よい余韻があります。
ストレートな味わいでリースリング入門編としておすすめしたい、素敵にまとまった飲み手に優しい良作です。
●千円第中盤でこのクオリティって「ナカナカ」です。
楽天で購入1,738円(税込み)